ヨーロッパの窓。
第4,176回 設計の渡辺です。
連日35度を超える日が続いています。
部屋を出ると汗が止まらず…、もうすでに夏バテしそうです…。
皆さんも、体調に気を付けてお過ごし下さい。
先日お休みを頂いて、北欧のデンマークに行って来ました。
日本では見ることの無い文化や建築をたくさん見ることが出来ましたので、
ブログで少しづつご紹介させて頂けたらと思っています。
まず最初に、泊まったホテルと、部屋の窓。
外の景色を切り取るように配置された、内開き窓。
(サイズは1,500角くらいで、ペアガラスでした。エアコンが無いのでここから部屋に冷たい風を入れます。)
大きな絵画を見ているような気持になり、とても居心地の良い空間となっていました。
私は今まで、内開き窓を生活の中で使用したことがありませんでしたが、
思っていた以上に使い勝手が良く、風の調整もしやすいと感じました。
狭い空間だと開けた時に少し邪魔にはなりますが、
大きな窓を開け放った時の解放感や、掃除のしやすさは引違い窓では得られないものです。
天気の良い日は、窓を開けて、サッシのところに腰かけて、涼むという贅沢な使い方も出来ました。
家の中に上手に自然を取り込み、感じていく方法の一つとして、参考になりました。
私にとって、デンマークならではの建物、文化、そして特に時間の過ごし方は、日本には全くない感覚で、
とても印象的でした。それはまた次の機会にご紹介します。