デンマーク 港町「ニューハウン」
第4,199回 設計の渡辺です。
前回に引き続き、デンマークの建築をご紹介します。
今回は、デンマークといえばこの景色!というほど、有名な港町「ニューハウン」です。
「ニューハウン」とは「新しい港」という意味で、運河に添ってカラフルな建物がぎっしりと建ち並んでいます。17世紀後半、市街地が拡大した際に、国王クリスチャン5世により400メートルの長さに及ぶこの運河が作られたそうです。また、童話作家アンデルセンが愛した港としても有名です。
↑青い壁の建物は、1681年に建てられてからずっとある建物だそうです。
夏の時期でしたので、多くの人たちがこの場所を訪れ、運河沿いのカフェやレストランでのんびりと時を過ごしていました。どこを切り取っても、絵になる美しい街並みです。
↑現在もニューハウンは港街として利用されており、このエリアにあるボートは現在も使用されています。
冬が長いデンマークの人たちは、この短い夏を存分に味わい、厳しい冬に備えているのですね。
またいつか訪れてみたい、素敵な街でした。