列車と舟で、デンマークからドイツへ。
第4,223回 設計の渡辺です。
気温も下がってきて、だいぶ秋らしくなってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今週末は九州地方、西日本に台風が近づいてきているようです。何事もなく、通過してもらいたいですね。
前回までのブログで、デンマークの建築を紹介して来ましたが、
この後の何回かのブログで、次に訪れた場所 ドイツの建築をご紹介します。
コペンハーゲンからドイツに移動するには、鉄道、飛行機、バスという方法があります。
今回は、コペンハーゲン中央駅から列車に乗ったままフェリーに乗船し、海を渡る「渡り鳥コース(渡り鳥ライン)」で移動しました。
列車で舟に乗る…想像しづらいですが、カーフェリーに乗って、対岸まで行くというイメージです。
まず、デンマークのロービュという駅でドイツ行きの列車に乗り、そのまま他の車と同じように、船に乗り込んでいきます。
↓この船に乗ります。
↑こんな感じで、他の車と同じように列車が収まります。
フェリーに乗っているのは45分ほど。その間は、全員列車から降りて、上のラウンジに移動し、待機します。
ラウンジには、カフェやレストラン、コンビニ、お土産屋さんがあり、快適に過ごせます。
そして、屋外テラスにも出ることが出来ますので、天気の良い日はそこで景色を見ながらゆったりと過ごすことも出来ます。
少しでしたが、クルーズ船に乗って旅に出ているような優雅な気分になれました。
この稀な経験をするために、このルートを使っている方も多いそうです。
そして、対岸のドイツに着くと、列車に戻り、再び地上の旅に戻ります。
国境を越えた感覚のないまま、ドイツに入国。アナウンスも、表示も、一気にドイツ語に切り替わります。
麦畑や田舎町を眺めながら、2時間ほど列車に揺られ、ハンブルクに到着しました。
コペンハーゲンとはまた違った雰囲気の駅舎です。
次回は、ハンブルク市内の建築をご紹介します。