第4,294回　設計の渡辺です。

今週初めから、ぐっと気温が下がり、冬本番となってきました。
広島の山々も、色づいてきていて、季節の移ろいを感じます。

先日、私の家族が広島に訪れたので、広島観光をしてから、倉敷まで足を延ばしてきました。
以前も春のアイビースクエア、夏のアイビースクエアとご紹介して来ましたが、
今回は秋のアイビースクエアをご紹介します。

夏は、アイビーが青々としていて、爽やかでしたが、秋になるとこのアイビーが紅葉して色づきます。
同じ場所ですが、季節によってこんなに雰囲気が変わるのだと驚きました。

アイビーも赤だけでなく、色とりどりのグラデーションになって壁面を覆っています。
とっても綺麗で、秋を十分に感じることが出来ました。

隣接する倉敷美観地区も、紅葉が見頃でした。

ここは、美観地区にある旧大原邸のあたりで、もみじが赤く染まり、とても綺麗でした。
奥川に少し見える日本家屋の塀に、このもみじが良く似合います。

また、今回は美観地区の川沿いにある渡り船に乗ってみました。
(船に乗るときは、三角の帽子をかぶります）

船に乗って美観地区をゆっくり見ていくと、全く景色が変わり、情緒ある昔の日本の景色を楽しむことが出来ました。
こうした街並を残すためには、かなりの年月をかけて修理をし、以前の状態にする必要があるそうです。
時間も費用も掛かるものですが、それでもこうした日本の貴重な遺産を、受け継いでいくことの大切さを改めて感じました。