たかが…されど…「たかが」
第4,413回エヌテックブログ担当の野坂です。
たかが…されど…「たかが」
意味不明ですよね。
釣り好きの私にとっては「たかが釣り、されど釣り」でした。
一般の人にとっては釣りなんて「たかが釣り」です。
お魚が釣れて良かった。
釣れなくても今日は楽しかった。
それが釣りです。
しかし、もっと多く釣りたい、大きいのを釣りたい
他の人よりも多く釣りたいと思うようになる人もいます。
そしてその魅力にどっぷりと浸かっていきます。
上手になるためには色々と勉強を始めます。
本を読んで仕掛けを学び、自分で工夫し試行錯誤して
なんとか欲求を満たそうと努力を重ねます。
名人と言われる人を「師匠」と崇め、一緒に釣行をお願いして
「それ」を高める努力を惜しみません。
徐々に道具にも拘り高性能で高価なものが手に入れたくなります。
腕が上がると少しだけその中で名前も知れることもあるかもしれません。
「されど釣り」の世界です。
しかし巡ってまた「たかが釣り」に舞い戻りました。
もちろん魚を釣りに行くわけですから、釣れないよりは釣れたほうが良いし、
楽しいに決まっています。
ただ、今の「たかが釣り」とは釣果はどうあれ
「その結果をすべて受け入れる」ことでまた違った釣りの楽しみが増えたということです。
今の時期は海の中は真冬です。
4月に入れば徐々に水温も上がることと思います。
今年も「たかが釣り」を楽しみたいものです。