第4,429回　エヌテックブログ担当の野坂です。

新築工事に当たり、まずはじめは家を支える要、基礎工事から始まります。

基礎工事が完了すると土台敷き、柱建て等の躯体の組み立て工事と進んでいくのですが

基礎工事を始める前に大切な地盤補強工事をしなくてはならない場合があります。

せっかくの立派なお住いが完成しても長い間には家が傾いたり、

不同沈下などが起きるケースもこれまではあったようです。

現在の家造りはそういう事故が起きないように「地盤調査」は必須事項です。

ただこの家を支える地盤の強さは土地を表面からだけ診ても判りません。

以前このお土地には家が建っていて問題なかったから大丈夫。ではありません。

今のお住まいは基礎や構造、支える荷重が昔とかなり変わってきています。

専用機械によってその土地の強度を測るのですが、強い土地もあれば弱い土地もあります。

これは致し方ありません。

もし弱い、安定していない地盤の場合には「地盤補強工事」を行います。

決して安くはない工事となるので当初の資金計画にあたっては必ず予算に組み入れて

計画することも大事です。