住宅の手すり設置工事。
第4,580回 リフォーム・メンテナンス担当の佛崎(ぶつざき)です。
先日、弊社OB様よりご両親様宅のお住まいについて相談を頂きました。
玄関とお庭への昇降用に手すりが必要とのご連絡でした。
玄関では、壁面の反対側にある下駄箱のハンドルを利用したり、
お庭へ出る窓では、カーテン用の房掛けに指をかけて昇降動作を行っていたそうです。
手すりを設ける際は、これまでどのような動作をされていたのか?
利き手は?昇降時にどのような動作に苦痛を感じているか?
手すりを設ける際の高さや手すりの形状、設置位置の範囲など、
実際の動作を交えながら確認を行いました。
もちろん、福祉住環境として標準的な設置高さや形状は存在しますが、
お住まいの間取りや段差、お客様の身体長さは一緒ではないので大事な確認作業だと考えています。
また、介護認定を受けられている方であれば、
手すりの設置や段差解消などの工事に対して、補助金を得て実施することもできますので
管轄の区役所の福祉課に相談してみるのもひとつの方法です。