赤の継承
第4,750回 設計の谷口です。
今日のブログは、私の趣味に関する話題です。
と言っても、広島県民共通の趣味と言える(かもしれない)カープについてです。
ついに出ましたね!
広島東洋カープ前監督、緒方孝市氏が執筆した書籍「赤の継承 カープ三連覇の軌跡」です。
監督時代には、多くを語らずファンから見れば(少なくとも私には)何を考えているか良くわからなかった緒方さん。
本書にはその理由も綴られていますし、球団初の三連覇の偉業の舞台裏や、三連覇前後の4位に沈んだシーズンの悔しさも書かれていました。
監督というのは、「球団とスタッフ・選手との間に存在する中間管理職」という話もたいへん興味深かったです。
現役引退直後から、コーチとして就任しそののち監督についていますので、カープ入団からずっとユニフォームを着続けてきた男の熱いメッセージに私も一心不乱に読みふけってしまいました。
中身の詳細をお伝えするとネタバレになってしまいますので、カープファンの方はぜひご一読ください。
私は緒方孝市という男の見方が変わりました。
ちなみに、ファンでなくともビジネス書としても読み応えのある一冊だと思います。
人との出会いに感謝し、人を動かすことの難しさや面白さを経験した著者の言葉がきっとみなさんの胸を打つのではないでしょうか?