伝統技法「組子」
第4,765回 設計の渡辺です。
日本古来の伝統技法で、「組子」という技法があります。
これは、釘を使わず木を組み付けるもので、窓、障子などの建具や欄間の格子などに施されます。
とても繊細で高度な技術により生み出される模様の数々。
エヌテックのお客様にも、この組子を取り入れた「組子建具」をご採用頂いています。
↑「麻の葉」という模様。
扉にこの組子をはめ込むことで、光や空気が通り、隣の空間と柔らかく繋がります。
現代の既製品にはない味わいや、職人さんの手のぬくもりを感じます。
貴重な伝統技術を、上手に現代の生活に融合させ、後世に残していきたいと改めて感じます。
ご興味のある方は、ぜひこの「組子」の技術についてリサーチしてみて下さい。