パッシブデザイン勉強会㉙
第4,824回 設計部の大津です。
今回は、家電についての話しです。
まず始めに、以前「パッシブデザイン勉強会㉒」で家庭で消費されているエネルギーについて紹介しました。
そこでは、「家電」「暖房」「給湯」が消費エネルギー量が多いトップ3になっているという話しをしています。
今回はその中の「家電」に注目します。
「家電」の中でも特に冷蔵庫は家で使う家電の中でも消費エネルギーの割合を多く占めています。
下の表をみれば一目瞭然です。
こちらの写真は「住まいと暮らしの省エネガイドブック(ひろしま版)」に掲載されているものです。
冷蔵庫は全体の3割、次に約2割程がテレビ、その次が温水洗浄便座となっており、一般の家庭では3大電力消費家電であるという事の認識をしなければいけません。
そして、3大電力消費家電に限らず、家電の使い方には注意が必要です。
例えば冷蔵庫の場合は、開けっ放しを無くす事が大切です。最近の冷蔵庫には、開けっ放しやきちんと扉が閉まっていない時には、音で知らせてくれる機能があります。
便利な機能が備わっていますが、まずは私たちがきちんと扉を閉める習慣を身に着ける必要があります。
このようにして、どの家電でも無駄遣いが無いように意識をすれば、家電の消費エネルギーは最低限で済みます。
家族全員で意識して、なるベく無駄遣いがない使い方をしましょう。