されど枠。
第4,845回 設計部 新人の木村です。
今回は照明のスイッチ、コンセントのプレートについてすこしお話しします。
私は今まで生活していて家の中や施設の中で、
スイッチやコンセントは決まりきった形の「そういう物」として見て
デザイン性という視点でそういった電気まわりのプレートについて目を向けた事はありませんでした。
しかし、入社して研修の頃の初めての新築工事・改修工事のお客様とのお打ち合わせの中で
一言でスイッチカバーやプレートと言っても、様々な仕様がある事を知りました。
形で雰囲気も変わるので、それによってお客様の好みもまた様々で面白いです。
エヌテックではパナソニックの物を採用する物件が多くみられます。
こちらは Panasonic / コスモシリーズ
角が丸みを帯びたラウンドタイプと
角が四角のスクエアタイプの2種類展開されています。
こちらは Panasonic / アドバンスシリーズ
シンプルな見た目にマットなデザインとカラーがお洒落なシリーズです。
こちらは Panasonic / ラフィーネアシリーズ
フランス語で “Raffine” が、「上品な」という意味のようで、
言葉通りアドバンスシリーズとはまた異なった洗練された雰囲気が漂います。
スイッチだけでみると、押して照明を点けるタイプだけでなく、
下の写真のようなトグルスイッチと呼ばれるタイプもあります。
私は高校生の頃アメリカへ語学留学していたのですが、
その時のホームステイ先ではこのトグルスイッチの形が主だったので海外では一部主流なのかもしれません。
このように単なる 電気の枠 だけでみても種類は様々で
私がそれまで思っていたスイッチやコンセントの「そういう物」の形状は払拭され
電気も服のように好きな色で、好きなシルエットを選定することが出来ます。
家づくりの楽しみの一つとして
素敵な形を是非検討されてみてください。