吊るして、見せる。
第4,853回 設計部の木村です。
新型コロナウイルスが大阪を中心に拡大し、
3月頃は感染者数が1桁台に留められていた広島でも
昨日は30人まで増加していよいよ第4波到来が現実味を帯びてきました。
世間でもまたリモートワークや外出自粛など、行動に制限がかかり
おうち時間の充実化に目が向けられることと思います。
私は個人的に食べることが好きなので、完全に独断と偏見ですが
おうち時間を楽しむには食が切っても切れない関係にあると感じています。
そこで以前は私がお勧めする フライパンと鍋蓋 のキッチンアイテムをご紹介しましたが
今回はキッチンの収納の仕方について一つご紹介します。
ここ最近よく目にする、「キッチンフックバー」です。
過去のお客様のお宅に伺った時や住宅特集の本、建築家さんの本などでも
この吊るす収納が多く用いられています。
フックバーにS字フックをかけて
調理器具や鍋掴み、鍋敷きやキッチン周りの小さい掃除用具などを吊るします。
使う頻度が高いものを出しておくと、パッと使えて引き出しから出し入れする手間を省き、調理の効率化を図ります。
意外とかさばってしまうキッチン用品。
シンク回りに物があると気になってしまう方は、キッチンの扉の裏側などにフックバーを設けて利用してみてもいいですね。
実は私も吊るす収納に魅了され、マンションの既設の水切り吊戸棚にS字フックをかけて調理器具や鍋敷きを掛けて収納しています。
しかし、よく目にする場所にあると「見せる」事も必然的に考えてしまうので、
自分のお気に入りの物を探して揃えたくなってしまいますね。
それもまた楽しく感じてしまうのが空間づくりの罪なところです…