私が視る改修工事。
第4,919回 設計の木村です。
今日は父の日ですね。ご家族の為にいつも頑張って働いているお父さん、お疲れ様です!
皆様はもう実父、義父に感謝を何かの形で伝えましたか?
私は毎年お酒と向日葵を贈る事にしていて、そのついでにごちそうを頂いて帰ります。
決してごちそう目当てではありません。決して。(笑)
父の日や母の日は、ついつい伝えそびれてしまう感謝の気持ちを
物でも言葉でも送ることで表現しやすい日なので個人的には大切にしています。
海外のようにいつも言葉で伝えられたら素敵だな、とも思いますが
それが日常でない分、特別感も喜びも大きくなるのかもしれませんね。
さて、先日ですが現在進行中のT様邸大規模リフォーム工事の現場へ詳細部分の採寸に行ってきました。
この日採寸した数字を元に竣工図を仕上げていきます。
新人の私にとっては大規模なリフォーム工事に携わるのはT様邸が初めてなので、
間近にせまるお引渡し日を密かに楽しみにしております!
こちらは先月写真撮影にご協力頂いた、東区の大規模リフォームを行った物件です。
私は竣工時にはまだ入社していなかったので、写真撮影の日が初めての訪問となりました。
「築35年の木造住宅をリフォームした」と言われなければ新築物件だと勘違いしてしまうような素敵なお家でした。
訪問時には、ご夫婦が丁寧で穏やかな暮らしを送っている様子が伝わり
もうすっかり2人の雰囲気に染まった住みこなされたお家に感じました。
こちらの施工事例の詳しい紹介はコラムに掲載しております。
私は以前ブログにて無印良品の本棚となる棚をご紹介しましたが、
こちらの物件のものは造作本棚です。
壁一面ピッタリはめこまれるように精巧に造られています。
ご主人のお気に入りの場所であるそうで
私も読書をするので、その時は言葉にしませんでしたが羨ましいなぁと思いました。(笑)
本の話になってしまったので私がお勧めしたい最近読んだ本を最後にご紹介します。
「モモ」という本で、ドイツ人の方が書かれたものです。
かなり有名な本なので知っている方も多いのではないでしょうか?
小学校高学年向けの児童書ですが、
ドイツ人作家さんなので難しい意訳や表現があり小学生には難しいかもしれません。
昔と比べ、時間に追われて生き急いでいるように過ごす今を生きる人々。
「時間を大切に過ごす」とはどういう事か をテーマにした本です。
10年以上前に話題になった本ですが、コロナ禍でまた再ブームが到来しているようです。
ご興味がありましたら是非読んでみてください。