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遮光・遮熱部材の選択

第4,959回 設計の木村です。

梅雨が明け、燦々と陽の光が照り付ける日々が続いていますね。
オリンピックがついに幕を開け、
暑さから逃れて快適な室内でテレビに向かっている方が多いのではないでしょうか。

しかしエアコンをかけていても、日中は陽の光が差し込み室内に日射熱が伝わっていきます。
遮光・遮熱性のあるカーテンによってそれらを遮る事も一つの手法ですが、
外付け部材(ブラインド、オーニング、すだれ等)は
内付け部材(ブラインド、カーテン、ロールスクリーン等)の日射侵入率の半数以下まで抑えられる程の効果があります。

こちらは1階リビング上部の吹抜の窓に、外付けブラインドを採用している事例です。
写真正面の開口部が東南、写真右が南側です。


ブラインドによってしっかりと光を遮られていることが分かります。

 

また、内付け部材の中では一般的にカーテンよりもブラインドの方が日射遮蔽の効果が見込めます。
こちらは写真奥の内付けブラインドと吹抜の窓にはプリーツスクリーンを取り付けた物件です。

ブラインドでも選定する色によっても効果が異なります。
例えば黒のブラインドは直射日光を約10%カットすることに対し、
白のブラインドでは約40%もカットします。

取り付ける部材の種類だけでなく、こうした色決めも快適性を向上させるには大切な要素となってきます。

エヌテックではカーテン・ブラインドの選択をする際に
タチカワブラインドの商品を多く採用しておりますので、ご参考になれば幸いです。

 

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