よく使うからこそ。
第4,964回 設計部の大津です。
よく使うものや場所によって、こうだったらいいなと感じる事はありませんか?
例えば、ここの角が丸かったら…、もう少し低ければ届くのに…など様々な悩みが出ているかもしれません。
そこで家づくりの段階でエヌテックが行っている、ストレスを減らす工夫について今回は3つ紹介します。
1枚目 「壁」
例えば、1階に寝室と浴室などの水回り、2階にLDKがあるお住まい。
毎日必ず通る道の壁がR壁になっていない場合は、曲がる時に身体の一部を必ずぶつけてしまいそうです。
1階と2階の行き来が多いと想定できる導線沿いにある壁は、R壁にする事によって毎日の行き来にストレスがなくなります。
2・3枚目 「階段」
2階以上の建物の場合、毎日各階の行き来で階段を使いますよね。
階段では板がどこにあるのか、先端がどこにあるのか分かりやすいようにしています。
階段の板1枚1枚に浅い溝を掘り、黒の塗料を1段ずつ塗っていく作業を行います。
そうする事で板の位置が感覚的に把握でき、階段の上り下りがしやすくなります。
4枚目 「板の角」
吹き抜けなど、落下防止で取り付ける腰壁や手すりの持ち手部分を笠木(腰壁や手すりの上に取り付けられる材料)といいますが、こちらも小さな工夫をしています。手で触れる事が多い部分でもあるため、写真のように板の角の部分を丸く加工しています。
このようにエヌテックでは小さなストレス減らし、少しでも快適に暮らせるように全ての建物で工夫しています。
また、つい先月もコラムで【細かい配慮が大きな快適をつくる】と題して「快適な暮らしの設計」について紹介しています。
ぜひ参考までにご覧ください。
こちらからご覧いただけます。→(【細かな配慮が大きな快適をつくる】 | 株式会社エヌテック(広島市) (ntecj.co.jp))