水まわりの床材を選ぶ
第4,973回 設計の渡辺です。
毎日使うトイレや洗面脱衣室などの水まわり。
水はねや汚れがどうしても気になるところなので、
お手入れに適した床材を選びたいところですね。
エヌテックで採用している事例をいくつかご紹介します。
こちら、床に汚れの目立ちにくいトーンを抑えたタイルを張り
掃除しやすい仕様にしています。
エヌテックのギャラリー檪のトイレの床にも同様のタイルを貼っています。
私も朝礼後の掃除の際にトイレ掃除を行っていますが、
濡れ雑巾で全体を吹き上げることが出来るのでとてもお手入れしやすいです。
汚れもほとんど気にならず、メンテナンス性に優れていると感じます。
こちらは洗面脱衣所とトイレを併設し、水廻りをコンパクトにまとめていて、
床材には“コルクタイル”を採用しています。
コルクタイルには様々な種類がありますが、
エヌテックでおススメしているのは“天然オイル仕上”のコルクタイルです。
表面にオイルを染みこませているので水や汚れを弾きやすく、
万が一汚れても無垢材よりも汚れが目立ちにくいのが嬉しいところ。
表面もテカテカしていないのでナチュラルな空間にも調和しやすいです。
住み始めると生活に伴う汚れはどうしても避けられません。
それでも出来るだけ長く綺麗に保てる素材を選ぶことができれば、
メンテナンスにかかる時間やストレス、交換にかかる費用を抑えていくことが出来ます。
住まい方に合わせて、ぜひぴったりの素材を選んで行って下さい。