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細部ほど慎重に。

第4,975回 設計部の木村です。

いよいよ来月着工予定のI様邸新築工事(東広島市入野)の詳細打合せが始まりました。
前回の打合せでは窓枠の色決めや外壁・屋根の仕様など外部の仕上げの選定を行っています。

屋根や外壁の仕様は、最初に家づくりを考える過程で大まかなイメージがあるかと思いますが、
外部仕上の打合せでは、破風や鼻隠し・軒裏をどのような仕上げにするのか検討することができます。

 

軒裏とは文字通り軒の裏の範囲を指しますが、
破風とは 切妻屋根の妻側の端の部分であり、(写真黄色枠)
鼻隠しとは  雨樋を取り付ける軒先部分の板の事を指しています。(写真赤枠)

破風や鼻隠しは塗料の色によって雰囲気が大きく左右されます。

玄関ドアの色や窓枠の色・外壁の質感等 全体的なバランスを見て、
一部分だけ浮いてしまわないようまとまりを持たせることが大切です。

 

 

軒裏は正面から見ると目に留まることはありませんが、玄関まわり、そして建物の内部からでも目にするところです。

軒裏は破風や鼻隠しと比べるとその範囲は広く、内部から見た建物の印象も大きくなるため
やはり外壁・窓枠とのバランスが大切になってきます。

エヌテックでは私が前回のブログでご紹介した、
ユダ木工の玄関ドアの色のひとつでもあるレッドシダーという色の塗料を多く採用しています。
焼杉の外壁とレッドシダーの色合いは相性が良く、
漆黒の引き締まった焼杉の雰囲気をオレンジがかったレッドシダーの優しい色みが柔らかく調和しているような気がします。

 

 

その他にもエヌテックがつくる家の雰囲気や様相は施工事例に掲載しておりますので、そちらもご参考になれば幸いです。

 

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