お客様の色。
第5,045回 設計の木村です。
本日更新したインスタグラムでは、差し色について投稿しましたが
お客様とお打ち合わせが進む中で、常に“色決め”がついて回ります。
屋根・外壁・玄関ドア等、外観の全体的な見え方から始まり、
木部の塗装の色、トイレやユニットバス等の設備機器、タイルやカーテンの色などなど…
商品を決定する上で色決めはお客様を悩ませてしまう一番の要因でもありますし、注文住宅の醍醐味ともいえます。
木といえども樹種によって僅かに異なり、塗料を変えるとさらに違いがよく目に見えてきます。
タイルに至っては、例えば全く同じ設備の仕様の洗面化粧台でも
同じ形状のタイルであっても採用する色によって表情が大きく変わります。
お持ちの家具の色も、室内の雰囲気を左右する要素となります。
自身の持ち物を見つめ直して、色の検討をするのも方法ですね。
一つの工務店が全く同じ間取り・形のお住まいを建てたとしても、
実際に暮らすお客様が異なれば、その風貌と室内は似て非なる物が出来上がるでしょう。
ベースカラー・アソートカラー・アクセントカラー、補色・類似色などなど
ご提案する上で、色味の合う合わないもやはり出てきてしまうので
今後もしっかり勉強して参ります。