第5,076回　現場監督の神田です。

安佐南区で新築工事中のY様邸です。

基礎工事が着工しており、遣り方～掘り方が行なわれています。
着工時には、配置確認・GLの設定を重常建設さん(基礎屋）と再度確認しながら進めています。
地盤は、調査の結果、基礎剛性を高める方法として、全面に転圧をかけて表層を締め固める工法をとっています。
地盤改良の有無や改良をするにしても地盤の強度や土地の周辺状況によって、改良の工法が違い、大きく金額が違います。
どんなに耐震性能の高い家を建てても、それを支える地盤が弱ければ、家が揺れたり歪んだり、液状化すると沈み込んでしまいます。

土地を購入される前に、ハザードマップで液状化のリスクを調べてみたり、周辺地域の地盤について聞いてみたりとするといいかもしれません。

しかし、廻りの土地が良い地盤だからといって地盤調査をしてみないことには、購入した土地が良い地盤とも限らないのが難しい所です。
土地を買う際には、地盤改良のための工事費をあらかじめ考えておく方がいいかもしれません。