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天井板張りの魅力

第5,107回 設計の木村です。

前回私のブログでは水回りの床材についてご紹介いたしましたが、
今回は天井材、板張りの場合についてエヌテックの施工事例を用いて少しご紹介いたします。

天井を板張りにすることで、クロスにはない高級感と自然素材特有の、雰囲気をやわらかくさせたり天然木の香りが愉しめるというメリットが挙げられます。

板張りにする事の魅力も、採用する空間によってまたそれぞれです。

 

まずは最も使用例の多い杉の板張りです。勾配天井部分のリビングダイニングのみの採用です。
LDK等の大空間には、要所で仕様を変える事によってコストダウンにも繋がります。

 

 

 

こちらは和室に桧の板張りを施したお住まいです。
天井に天然木を取り入れると「和」の雰囲気がぐっと醸し出されて柔らかな印象が広がります。

 

 

 

こちらはLDKの屋根の形をそのまま反映した天井全面をラワン合板で張り上げたお住まいです。
比較的コストの低いラワン合板を採用することで、範囲が広い空間でもコストを抑える事ができます。

 

 

そして、天井・壁共にシナ合板を張った玄関ホールです。
玄関の扉を開けた瞬間、シナ合板の魅力である滑らかな表面と優しい雰囲気が広がります。
また、シナ合板も比較的安価な材料なので、天然木の表面用合板としては人気の素材のひとつです。

 

 

 

最後に、写真中のフリースペースの空間と奥に繋がる寝室の天井を木製パネルで仕上げたお住まいです。
ひとつ前のシナ合板と比較すると色味もはっきりして存在感がある素材で、木の表情が分かりやすい素材です。

 

 

 

エヌテックは壁・天井のクロスは調湿・吸放湿性の高い珪藻土クロスを基本仕様として採用しておりますが、
要所要所に木々を取り入れることで、注文住宅ならではのデザイン性が生まれ
自然素材が織りなすくつろぎの空間も実現し、さらに魅力あるお住まいへと繋がっていくことと思います。

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