ツートーンの外壁。
第5,131回 設計の木村です。
現在新築工事が進行中の東広島市高屋町のI様邸外壁は、1階は白のそとん壁、2階は杉板でオスモカラーのクォーツグレーという塗装を施すツートーンのプランです。
現在外部は1階の左官工事が行われております。
最近の施工事例にも外壁がツートーンのお住まいがいくつかあります。
こちらは昨年お引き渡しをした呉市のO様邸。
こちらは現在建築中のI様邸とは逆に、1階が杉板、2階がそとん壁の仕様になっています。
チーク塗装の杉板と白のそとん壁が、柔らかな印象を与える外観です。
続いてこちらは一昨年竣工した東広島市のT様邸です。
こちらも2階は前の写真同様白のそとん壁ですが、1階の外壁には焼杉を採用しています。
エヌテックの家づくりでは焼杉と木部のレッドシダーという橙色の組み合わせをイメージされる方もいらっしゃる事と思います。
焼杉自体はシックな格好いい印象ですが、レッドシダーやこちらのお住まいの白のそとん壁を取り入れることにより、コントラストが生まれ外観にあそびが生まれます。
そして最後にご紹介するのは広島市南区のF様邸です。
こちらは1階を淡いブラウンのそとん壁、2階・3階をガルバリウム鋼板で仕上げたお住まいです。
ガルバリウムの持つ重厚感を、優しい色合いのそとん壁が調和して全体的にスタイリッシュなファサードとなっています。
ツートーンの外壁は、各階ともに同系色や類似トーンで揃えると統一感が出ますし、敢えて白のそとん壁と黒の焼杉といったような対比色を選択すると引き締まった印象になります。
仕上げも異なるものにしたりと、外観に飽きないようなあそび心とデザイン性を取り入れることで、より魅力あるお住まいがつくられることと思います。