玄関ドアとハンドル。
第5,181回 設計の木村です。
エヌテックでは玄関ドアに、広島県廿日市市にあるユダ木工さんのドアをよく採用しています。
決定していくうえで、ドアの色味や縦張りか横張りかの張り方向を選んだりとドアにも様々ですが、
ハンドルにも仕様や機能が付属できたりと自分のスタイルに合わせられます。
最もスタンダードで採用数が多いのはユダ木工さんのTHシリーズの開き戸、
ステンレス製ヘアライン仕上げのドアハンドルが最も多く選ばれています。
こちらのハンドルは同形状・同価格でアンバー色にも色の変更が可能です◎
また、増額にはなりますが下の写真のような合金製・アイアン調ブラックで操作のしやすいプッシュプルハンドルにも変更できます。
現在工事が進行中のお施主様でも三者三様にドアもハンドルも異なっていて、それもまた面白いので
進行中のお住まいの玄関ドアを少しご紹介します。
まずは東広島市高屋町のお住まいでは、ユダ木工THシリーズの引戸が取り付けられています。
実はこの格子状タイプの引戸の採用はエヌテックでは初めてで、養生撤去を密かに楽しみにしています。
写真の色はローズウッドですが、お施主様はクリア色を選択されました。
ドアハンドルはアルミ製のシルバー仕上げです。
続いて広島市安佐南区のお住まいです。
こちらのお住まいではTHシリーズの開き戸に、
鍵を持っていれば操作無し・ボタンに触れるだけで施解錠が出来るらくらくハンズフリーキーシステムを採用しています。
上下2つの鍵をワンタッチで同時解錠・施錠が行えるので忙しい朝や日々のちょっとした手間を省略できます。
この楽に鍵を開け閉めできるエントリーシステムは、実は安佐北区口田のお住まいでも採用されました。
しかしこちらのお住まいはユダ木工さんの玄関ドアではなく、LIXILの『グランデル2』の高断熱性を持ったハイグレード仕様を選んでいます。
グランデル2には全てオプション機能とはなりますが、下の3つのエントリーシステムがあります。
現場の玄関ドアにはカードキーまたはスマートフォンで施解錠が可能なカザスプラスが採用されています。
他にも先程ご紹介したらくらくハンズフリーキーのようにボタンを押すだけのタッチキー、
鍵を持って入ればドアに近づくだけで解錠できるシステムキーなどもあります。
コスト面ではカザスプラス→タッチキー→システムキーの順番で上がっていきます。
鍵の抜き差し無し、電気錠で操作もスムーズ、というコンセプトを見ていると
玄関ドアでさえも時代に即しているんだなぁとしみじみ思います。(笑)
もちろん「鍵を無くしたら…」「慣れない操作は…」など不安要素も考えられますが
ご家族によって使いやすい・使いにくいは本当にそれぞれですので
そのご家族にあったキースタイルを見つけていただけたらと思います。
現在工事が進行中の3つのお住まいの玄関をご紹介しましたが、
完成に近づくにつれて順々に公開されていく日をどうぞおたのしみに。