吊戸棚の照明計画
第5,258回 設計・広報企画部の木村です。
6月4日(土)・5日(日)に完成見学会を控える安佐北区口田のN様邸では、仕上げ工事が進んでいます。
完成見学会は既に多くのお申込みをいただき、枠が少なくなってきております。
6月4日(土) 16:00~
6月5日(日) 10:00~、11:00~、15:00~、16:00~
上記の時間帯はまだご案内可能ですのでご興味がありましたらぜひこちらからお問合せください。
キッチンに吊戸棚を設けると、取り付けた戸棚によって必然的に手元が暗くなってしまいます。
そこで作業スペースに明かりを灯すために、エヌテックでは吊戸棚の家具本体に照明を仕込む計画をしています。
先述にあったN様邸でもキッチンカウンター上部に吊戸棚を設けています。
下の写真の赤枠部分が開き戸の手掛り部になっており、照明器具との間には幕板を挟んでいるため、
正面から見える事もなく、器具本体に手が触れない高さに設置しています。
こちらは計画時に用いた3Dソフトウェアのイメージ図です。
照明器具には電気の線が繋がるため、接続の為に直径1.5cmの丸い開口を家具に開けています。
正直計画時は色々と試行錯誤する中で上手く繋がるか不安なところではありましたが、
現場で確認し綺麗に施工され、機能も成していてほっとしました。
沢山考え結果として上手く成立した時ほど楽しい時はありません☺
今回は吊戸棚の手掛り部に照明を計画した事例をご紹介しましたが、
スポットライトを壁に付けて配光範囲を調整可能にしたり といった事例もあります。
キッチンの作業スペースの照明計画を検討中の方に、少しでも参考になれば幸いです。