洗濯室
第5,282回 設計部の大津です。
じめじめした日は、洗濯物が乾きにくく不便に感じている方や共働きの家庭も増え、天候に左右されない洗濯室を検討される方が増えているように思います。
洗濯を干す部屋の形は様々ですが、洗濯室を計画したお住まいを2件紹介します。
前回は、洗面室と洗濯室を一部屋にまとめた事例(記事:洗面洗濯室 | 株式会社エヌテック(広島市) (ntecj.co.jp))、前々回は洗面室と洗濯室と脱衣室を一部屋にまとめた事例(記事:洗面洗濯脱衣室 | 株式会社エヌテック(広島市) (ntecj.co.jp))を紹介しました。
まず事例紹介の前に、洗濯室を計画した場合は
・花粉やPM2.5等の心配が減る。
・害虫の心配が減る。
・プライバシーの確保が出来る。
・室内なので天候に左右されない。
・生乾きの心配。
・においの心配。
・一室の部屋として広さがある程度必要。
というようなメリット・デメリットがあります。
↑5人家族のお住まいに計画しています。【サクラ階段の家】
一室にまとめる事で洗濯物を洗う・干す・しまうの動作がスムーズに出来ます。
↑サンルームを計画したお住まいです。
大開口窓を設ける事で風や日射が多く取り込めます。プラス、ブラインドを設置すればプライバシーも確保できます。
洗濯物を干す量と畳んだ服など収納する量等は各家庭によってバラバラですので、洗濯動作がスムーズにいく形を検討してみて下さい。