泊まってみたい建築
第5,319回 設計の谷口です。
最近子供と一緒にNHKの朝の番組、「0655」を視聴しています。
月曜日は、定番の「たなくじ」があるのですが、今週はこんなおみくじが撮影できました。
5分以上歯みがきをしたら大吉だそうです(笑)
私は、歯みがきの時によく本を読んでいるので5分以上はかかっていると思います。
ここ一ヶ月くらいは、「建築巡礼」(日経アーキテクチュア)シリーズをずっと読んでいて、コロナ禍ではありますが建築旅行欲が日に日に増しています。
建築巡礼は全部で4冊あり、①1868年~1942年までのプレモダン建築巡礼②1945年~1964年までの昭和モダン建築巡礼
③1965年~1975年までの昭和モダン建築巡礼④1975年~1995年までのポストモダン建築巡礼が発売されています。
プレモダン建築巡礼では、明治・大正・昭和にかけての日本における建築文化の黎明期について、ライターの磯達雄氏による独自の解説がたいへん興味深く感じました。
今まであまり深く見てこなかったこの時代の様式についても興味をそそれられる内容でしたし、やはり先人達の試行錯誤の痕跡が今でも残っている貴重な建物を、早いうちに見に行きたいと思っています。
現在は、②の後半まで読み進めており、ここで特に気になる建物は菊竹清訓設計の「東光園」(鳥取県米子市皆生温泉)です。
実際に泊まれる建築ですし隣の県なので、一度は家族で宿泊してその建物を堪能したいと考えています。
私が経験した温泉地の建物で言うと、佐賀県嬉野温泉の「大正屋」がベストワンです。
大正屋は、吉村順三が設計した建物で、私が泊まった時は建築を学んでいる者ですとお話すると特別に色々なお部屋を少しずつ案内していただけました。
建物について書き始めると長くなってしまうので、このあたりで今日のブログは終了とさせていただきます。
ぜひ皆様のお勧め建築も私に教えていただければと思っています。