【避暑地のような暮らしを実現】

皆様、こんにちは。エヌテックです。

家づくりの際に快適設備としておすすめしている「F-CON」。
エヌテックの事務所隣にあるギャラリー「檪」にも導入しているのですが、エアコンを使用している事務所とF-CONのある檪とでは、まるで別世界です。

以前、コラムでもご紹介していますが、夏の暑い季節にこそ体感していただきたいF-CONを再度ご紹介いたします。

F-CONは、エアコンのように送風によって空気の温度を変える冷暖房ではありません。
自然界の温度変化の原理と同じ、遠赤外線の「輻射・放射」を最大限に活用することで、室内の快適温度を実現します。

送風がないため、床から天井までの温度ムラが少なく、冷房時に足元だけ冷える、暖房時に頭だけが温まるといった状態が起こりにくいのです。例えれば、真夏は鍾乳洞にいるような涼しさ、真冬は春のようなポカポカした暖かさを、室内にいながらにして体感できます。

F-CONの中心となるのは、表面に特殊セラミックコーティングをおこなった冷暖パネル。この冷暖パネルに、室外機により冷やした（温めた）循環水を流すことで冷房（暖房）を行っています。
また、壁・天井にもオリジナルの内装材でセラミックコーティングを施すことで、パネルだけではなく、壁・天井からも輻射・放射の影響を受けやすくしています。結果、より温度差の小さい快適環境へと繋がります。

さらに、エアコンとの違いは、1台の室外機で複数の冷暖パネルに接続ができるため、部屋の数だけ室外機を設置する必要もありません。
木造の2階建て住宅でしたら、2～3台のラジエーターで家中を一年中、快適な体感温度にキープすることも可能です。

冷房時はパネル内に冷たい水が通り、壁や天井の熱がパネルへ移動して家全体の温度が下がります。同時に人の熱もパネルに移動するため、熱が吸収されて涼しく感じるのです。
そして、夏の冷房時は、パネルの表面を結露させて除湿を行います。
結露水はドレン配管を通じて屋外に排出されます。冷房と同時に除湿まで行う嬉しい設備です。