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Column家づくりコラム

【木造3階建て高性能賃貸住宅が完成】

皆様、こんにちは。エヌテックです。

今回は2024年3月に完成した木造3階建て高性能賃貸住宅「Holzhaus」をご紹介いたします。

国道183号線沿いにあるL型の敷地(約600㎡)に延床面積約960㎡の建物を計画。1階には大小のテナントが2つ、賃貸住戸が1つ、2・3階は全て7世帯分の賃貸住戸で、計15世帯の賃貸住戸となっています。

エヌテックの新築住宅同様、耐震構法SE構法による木造ラーメン構造で耐震等級3を実現しつつ、1階テナントの大空間も確保しています。また、断熱性能も新築住宅同様の断熱等級6を確保し、住んでからの環境負荷軽減にも寄与します。

外観はテナントのある1階と住居のある2・3階のファサード構成を切り分けており、1階と2・3階の間には庇を設えています。また、1階の外壁には左官壁や板貼りを採用し、住戸が並ぶ2階3階の部分は、シンプルなデザインとしています。

この建物のユニークポイントはバス停です。敷地のすぐ側にバス停があり、バス停に対してポケットパークのような広場をつくっています。四季の変化を楽しめる約30種類以上の様々な植栽を計画し、賃貸住宅に住む人だけでなく、バス停を待つ人や道行く人にも楽しんでもらえるような植栽計画となっています。

賃貸住戸の広さは26~51㎡で、カップルや単身者を想定。間取りは、中央部に水回りを配置し、回遊性を持たせています。東西の個室間でプライバシーを確保しつつ、キッチンや洗面脱衣室へのアクセスも考慮した暮らしに寄りそうプランです。



3階は一部吹き抜けのある部屋を設え、開放的な空間を実現。住宅設備には高効率設備を導入し、さらに高性能サッシを採用することで居住中にかかるエネルギー消費量の負担を軽減します。

2024年4月から賃貸住宅で性能のラベル表示が義務化されます。高性能な賃貸住宅のニーズが高まっていくこれからの時代、性能の高いお住まいに住んでいただくことによって、快適で省エネな暮らしを少しでも多くの方に実現していただければと思っております。

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