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Column家づくりコラム

【使い勝手の良さを考えたエヌテックの寸法ルール】

皆様こんにちは、エヌテックです。
住宅を設計する際には、様々な場面で「ここはどれくらいの大きさ・高さ・幅にすべきか」を判断していきます。今回はエヌテックが採用している設計のルールについて、その一部をご紹介いたします。

たとえば壁に設置するスイッチ類の高さは床から1m、コンセントの高さは30cmを標準としています。キッチン内の通路の幅は80〜95cmを確保し、コンロの横は30cmほど壁と離しておくと壁が汚れず、調理機器を置くスペースとしても活用できます。洗面台の高さは床から78cmです。

窓を配置するときは、窓下の腰壁が75cmくらいになると座った時に視線の先に窓が位置する事になるので、部屋を広く感じる効果が期待できます。トイレの収納棚の高さは150cmにすれば便器の上に棚があっても,物の出し入れはしやすくなります。

このように、寸法にも細かく注意を払うことで、使い勝手の良い住まいが生まれます。ただ、体格や習慣によっては使いやすい寸法も微妙に違ってきますので、完成見学会やモデルハウスの見学、住宅設備のショールームなどで実際に住んでいるつもりで使い勝手を確認されるといいでしょう。

もうひとつ、尺モジュールとメーターモジュールの違いをご紹介しておきましょう。尺モジュールとは設計の基本単位を910mm(3尺)で計画するもの。1坪は1820mm×1820mmなので畳2枚分に相当します。日本人になじんだサイズ感で、設計でも尺モジュールの使用が多数を占めています

一方、メーターモジューでは基本単位が1m(1000mm)となります。メーターモジュールを採用すればトイレや廊下の幅が広くなるなど利点も生まれます。ただ、建材の単価は高くなりますので、お客様のご要望やご予算にあわせたモジュールを採用して、設計をすすめていきます。

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