【上下階と暮らしを繋ぐ階段】
皆様、こんにちは。エヌテックです。
建物の中で、上下階を繋いでいる階段ですが、
階段の役割は、上り下りだけではないのです。
今回は、暮らしや家族との繋がりにも
関係してくる階段についてお伝えします。
階段は、家の形や大きさや間取りによって変わってきます。
それぞれの家に合った階段の在り方を
検討することが大切です。
例えば、細長い建物の場合、
壁に沿った階段を採用すると、残りの空間を最大限利用できます。
ですが、階段の向きを間違えると、上階部分に余計な廊下ができてしまう
などの無駄も発生してしまいます。
階段は上下階のどちらにも影響することを考えながら
計画しなければなりません。
コンパクトなプランの場合は、
廊下が少なくてすむ回り階段がおすすめです。
回り階段は、水周りなど他のスペースとの納まりも良くなります。
反対に、あえて廊下を作る直階段にする場合もあります。
他の部屋との区切り役になったり、
回遊性のあるプランなどで活躍します。
面積を最も有効活用できる階段といえばリビング階段です。
部屋の一部とすることで、リビングを広く使うことができます。
また、家族同士が顔を合わせる機会が増えるので、
コミュニケーションが取れて、安心して過ごせます。
そして、階段下は収納やトイレにすることも多いですが、
リビング階段の場合は、パソコンスペースやスタディスペース、
テレビスペースなど、暮らしに合わせて活用しやすい場所です。
階段は計画次第で、上り下り以外にたくさんの活用法があります。
お住まいを計画の際には、
階段の在り方もしっかり検討してみてくださいね。