Customer Columnお客様コラム
第6回 小さな家づくり記 夏の暮らし
暑かった、2020年8月。
廿日市市は雨がほとんど降らず、晴天続きでした。
庭の水やりで夫は朝から汗だく。
麦茶を切らさないよう容器を買い足してみたり、
ワンコは散歩を短めに切り上げようとしたり、
猛暑の影響がいろんなところに。
コロナのため、
お出かけの機会が減った夏でもありました。
室温、気温の記録
こんな暑い夏ですが、パッシブデザインの家はどのくらい快適なのでしょうか。
8月のある一日の温度のグラフです。
日中は気温が37度近くまで上がりますが、
エアコン一台で室温は26〜28度くらいをキープ!
暑すぎず、かといってキンキンに冷えすぎてもいない、ちょうどいい室温です。
木陰にいるような快適さです◎
夏の日射し調整
強烈な日差しを室内に入れないため、
朝起きたら、東側のロールスクリーンはそのまま閉めておき
西側の外付けブラインドを開けます。
東側の日射を防ぐためです。
一方、午後からは東側のブラインドを開け、
南西側のブラインドを閉めます。
太陽の動きというか、地球が回っていることを実感する作業です。
さらにこの夏は、もうひと工夫して…
タープをつけました。
リビングの開口には、昨夏はサンシェードをつけていましたが
あまり日射遮蔽できないうえに、
茶色なので室内が暗くなってしまっていました。
またこの春に追加施工してもらった
念願のウッドデッキの大きさとも合わないし…ということで、新しくタープを設置しました。
コットン生地/サイズは3m×4mくらい、という条件で探しました。
しっかりとした影ができる日射遮蔽力に加え、室内も明るくなり、良い感じです。
ちなみに一般的なシェードと比べてみると…結構違いました。
しっかりした影があるだけで、デッキにでてちょっと一息つくことができます。
もう少し涼しくなってきたら、タープ下で庭活を楽しみたいです。
冷え性と暑がり、エアコンの使い方
妻は寒がり、夫は暑がりの我が家。
これまでの住居では、たいてい部屋毎にエアコンがついていて、
部屋を移動する毎にエアコンをON/OFFしたり、
夫婦での温度設定合戦したりという面倒さがありました。
ところが、吹き抜けのエアコン1台で生活する今は、
基本的には付けっ放しで
寝る前は少し弱める、散歩の後はちょっと強める、など
調整するのはそのくらい。
どうしても1階が暑い!というときは1階のエアコンもつけちゃいますが、
2機を同時稼働させたのは、この夏で2、3回ほど。
エアコンの数は減ったのにとても快適に過ごせるのは、
冷風が直接当たらないから!ということが大きいのではないかと感じます。
部屋の中にエアコンがあると、
風が直接当たって身体がすぐに芯から冷えるんですよね〜
冷え性にはこれが一番辛いんです。。
エアコンが家のフリースペースにあることで、
家のどこにいても送風口から距離を保てるし
冷えすぎないマイルドな室温を保てている気がします。
一方暑がりの夫も、以前のダイレクトエアコン風は
最初は気持ちよくても、徐々に冷えすぎてしまうことが多かったようです。
特に就寝時はエアコン風で喉を痛めてしまうことが多く、
暑さとのバランス調整が難しいところでした。
このように、エアコンひとつで快適に過ごせるのは
パッシブデザインのなせる技ですね。
最高です。
おまけ:小さな畑で夏野菜
庭に作った3×1mほどの小さな畑で、
この夏はトマト、きゅうり、ナス、ピーマンをそれぞれ1株ずつ植えました。
トマトとナスは今ひとつでしたが、きゅうりとピーマンは大豊作。
特にきゅうりは夫婦だけでは食べきれないほどで、
きゅうり地獄を味わうことになりました。
この夏はデッキがあったので、畑でのお世話や収穫がとてもしやすかったです。
庭に面した流し台も大活躍!
ワンコのベッドなど、ちょっと大きなものを洗うのにも便利です。
腰がだいぶ楽になりました。